心を整える方法その2  幸せホルモンセロトニンを味方につける

2024年11月27日

2、幸せホルモンセロトニンを味方につける ~セロトニンを自分のカラダで作る~

私たちが毎日を幸せに生きるためのとっても大切なセロトニン。
一体どこで、どうやって作られるのでしょう??

実はセロトニンは食べ物から作られます♪
私たちのカラダは食べたもの、飲んだもので作られておりますので、セロトニンももちろん食べ物から作られます。

図が小さいですが、セロトニンを作るにはタンパク質とカルシウムとVCとそれを分解できる胃酸(胃腸の力)があって葉酸、鉄、ナイアシン(ビタミンの一種)、リチウム、VB6があって初めてセロトニンは作られます。
つまり栄養素が不足すると幸せになれない!!

そして、セロトニンにマグネシウムがあって初めて、睡眠と大きく関係するメラトニンが合成されますし、やる気ホルモンのドーパミン体内のエネルギー物質であるATPも同様にミネラルやビタミンが必要なのです。

 

給食の献立表に載っていた三色バランス。体の調子を整える緑色の部分はビタミンやミネラルです。
ビタミンやミネラルが必要なのは、体に2000種類あると言われる酵素の働きを動かすから!
野菜の中でも特に緑黄色野菜、海藻、きのこ・・。ちゃんと食べて下さいね。

特に夏になると、レタスやきゅうりなどの白色野菜は食べていても、ミネラル価の高い緑黄色野菜を食べていない方が多いものです。お味噌汁も飲まないとなるとワカメでさえも食べてない方も多いものです。
冬はお鍋が増えるので良さそうですが、緑黄色野菜は食べていない方も多いのでご注意を!

そして、日本人のうつ病が増えている原因として、野菜の栄養価が減っているという衝撃的な事実があります。

売れる野菜を作ろうと思うと、見た目が良くて、味が美味しい(甘い、えぐみがない)ものが良く売れます。
また、早く育つ野菜は効率が良いので、農家さん、スーパーマーケットにとってはとても便利です。
もともと土の栄養(ミネラルが少ない)が少ないと言われる日本。
野菜は土(根)からミネラルを吸い取って、野菜の栄養が保たれています。堆肥を使用せず、品種改良や農薬や成長を促進する化学肥料のおかげで、早く、美味しく育つ野菜がスーパーには並んでいますが、その一方でミネラル価は下がっている。それが日本の現状です。

更に言うと、水煮野菜やカット野菜などがお惣菜や外食では使われています。名古屋市は給食センターなので小学校や中学校、また会社の社員食堂もそういったものが使われています。
10分~30分ジャブジャブ洗って、キレイにパッキングされ、塩素で漂白された野菜には、水溶性ビタミンや水溶性ミネラルはほぼ残っていません

ごぼうのささがきの水煮食品を例にあげますね。スーパーやコンビニで売っているごぼうがすでにささがきになって、袋にパッキングされた商品です。(画像が出せなくてごめんなさい)

カットしただけのごぼうにはカリウムが300mg含まれています(カリウムは利尿を促し、血圧を下げるのに役立つミネラル
ごぼうを水にさらすとカリウムは200mg
水煮パックのごぼうはカリウムは8mg

カリウムはほぼ失われています。ということは日本人の高血圧に大きな影響があることがわかると思います。
更に水煮パックにはリン酸塩という保存料が使用されていて、リン酸塩は体内のミネラルとくっついて、体外排泄を促す作用がありますので、日本人が知らず知らずにミネラル不足になっている理由がちゃんとあるのです。

ちなみにマグネシウムが不足するとうつ病を発症するとわかっていますが(厚生労働省の報告)
マグネシウムが不足すると、メラトニンという睡眠と関わる伝達物質が作られなくなってしまうので、睡眠の質の低下、そしてうつ病へと進行してしまいます。

幸せになろうと思ったら、ミネラルやビタミンが必要である。

覚えておいてくださいね。

福井薬局ではうつ病の方にバイオリンク粒をおすすめすることがありますが、チクゴ株クロレラに含まれる天然のビタミン、ミネラル、アミノ酸という68種類の栄養素が効果を表すのと、脳内炎症を防ぐ抗酸化のカロテンが多量に含まれていること。またミトコンドリアの活性効果(ミトコンドリアは私たちのカラダの中のエネルギー工場を元気にする)また農薬や添加物のデトックス効果があると言う4種類の効果が「なんだかバイオリンクを食べていると調子が良い気がする」という効果につながっているのだと思います。

 

****市販のマルチビタミンミネラルには入っていない要素****
ついつい安いサプリで何とかしたくなると思うのですが、合成のビタミンミネラルには抗酸化要素が乏しいのです💦

本来は土からこだわった(ミネラルも良質な菌も豊富な土)無農薬野菜を食べるのが良いと私も思っております。
栄養も食物繊維も抗酸化作用もエネルギーを生み出す力も含まれているのですから!
ただ、それはとってもお金がかかるし、野菜には旬もあるし、天候不順などいろいろな問題があります。
なので、バイオリンクなど質の良い栄養素を利用しながら、本当に大切な食事についても積極的に利用して欲しいと思っています。

 

そして、最近大きく注目されているのが腸の力です。
リーキーガット症候群という名前を聞いたことがありますか??

「腸漏れ」という意味になりますが、農薬や添加物、小麦などさまざまな化学物質の影響で、腸のタイトジャンクションが緩み、入ってはいけない物質が体内に入ることで、様々な体内炎症を引き起こすと考えられています。
パンがとにかく大好きな方。小麦のとり過ぎから脳内炎症が起こることがあると知っていてくださいね。生クリーム、ミルクチョコレート、アイスクリームなどクリーム類も脳内炎症と関係があります。
この件はまた後述いたしますね。

セロトニンの90%は腸で作られると言われています。
つまり、腸内環境が悪いと、せっかく栄養素があっても、セロトニンは上手くつくることができません。
セロトニンは腸内の善玉菌が作りだす物質だからなのです。

単純に便秘や下痢を繰り返す方、おならが臭い方、気分がうつうつとしやすい方は、栄養素とともに、腸内環境を整えることもとても大切な要素となります。バイオリンクはクロレラなのですが、クロレラは乳酸菌のエサとなるので、腸内環境の改善にも役立ちます。また、食物繊維も含まれているので、食物繊維も腸内細菌たちのエサになります。

腸内環境と言えばヨーグルトと思われる方も多いと思います。
ヨーグルトは発酵食品で乳酸菌やビフィズス菌を取り入れて、お腹の腸内細菌の刺激となるので、もちろん腸には良いのです。
ただ、腸内細菌のエサである食物センイを食べて、腸内細菌を元気にしてあげることもとても大切です。食物繊維を意図的に食べることも意識してくださいね。

また。ヨーグルトを含む乳製品は体を冷やす性質があります。(牛の体温は人の体温より高いと言うのが理由のひとつ)
冷え性の方におすすめの発酵食品はお味噌、お酢など日本古来の発酵食品。

根菜をたっぷり入れたお味噌汁、擦った生姜を入れると体の芯から温まり、腸活にもなるのです。

Q,どんなお味噌が良いの?お出汁はどうしたら??

本来は手作り味噌がおすすめ。なぜなら菌が生きているから
添加物たっぷりのお出汁では、腸内環境がわるくなっちゃうよ~

発酵食品なら漬物も良いのでは??(市販の漬物は漬け物汁に漬けただけの上に、添加物まみれ~)

いろいろあるので、食事のお話はまた後述しますね!!

 

次回は心とカラダのつながりについてお伝えします♪

 

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