関西万博の日本館で藻類(クロレラ)の展示を見てきました! 

2025年7月6日(日)7日(月)と関西万博に行ってきました。

福井県の薬局の先生に関西万博の日本館

「藻類が増えれば、未来が変わる」という展示があること

藻類のもつ個性をかわいらしく表現した32種類のハローキティが迎えてくれること
その32種類の藻類のひとつにクロレラがあること

最初はクロレラの展示がある!?に触発されて(笑)軽い気持ちで行こうと思いましたが

日本館のテーマである
「いのちと、いのちの、あいだに」「循環型社会を体現する展示」

この内容を自分の目で見て感じたくて、行って参りました。
とてもステキな内容だったので、みなさんにも共有したくブログにすることにしました。

 

 

日本館はPlant→Farm→Factoryエリアがあります。

Plantエリアではなんと!!万博内で出た生ごみを集めて、再利用する仕組みの展示。
そのゴミが微生物の力で、発酵、そしてバイオガスを生成。この生成電力が日本館の電力として活用されています。

発酵の副産物として出た水は浄水システムできれいな水へ
電力と水以外にも熱、CO2、養分(窒素・リン)が生成されます。

 

FarmエリアではPlantエリアで生成されたCO2を利用していきます。
CO2を食べる水素酸化細菌の力を借りて生分解性プラスチックの器が作られています。

生分解性という意味は、海や土の中の微生物が分解できるプラスチックと言うこと。
マイクロプラスチック(石油由来プラスチックの細かい破片)のように、環境を汚すことがありません。

 

緑色の藻類のプールが出てきました!
ここにいるボツリオコッカスという緑藻類は石油に変わる資源の有力候補

藻類の起源は約35億年前
長い時間をかけて水中で進化を重ね、約5億年前には一部が陸上へ進出したと言われています。
人類の誕生が約20万年前なので、いわば地球の大先輩
藻類の一部がコケ植物・シダ植物へと進化し、やがて現在の植物へ
その進化を繰り返す過程で、また長い年月をかけて地中に積み重なり、石油や石炭などの化石資源へと変化したそうです。

とてつもない長い年月をかけて、私たちのエネルギー源となってくれているそうです。

ちなみにキティちゃんに扮した32種類の藻類は
ワカメ、ヒジキ、昆布と美味しくいただいているものから、クロレラ、ミカヅキモ、スピルリナなど顕微鏡でしか見られないものまでたくさんの種類があります。キティちゃんは32種類でしたが、自然界には30万種以上の藻類が存在するそうです。

せっかくなので、頭の丸いクロレラキティちゃんと写真を撮りました~
私の服が偶然にもグリーンだったので、藻類キティちゃんと同化しています(笑)

今回シークレットキーホルダー(32種類のどれが当たるかわからない・・)を3つ購入してみました!
なんとクロレラゲット!!めちゃくちゃ嬉しい!!

あとの二つは四つ葉のクローバーのようで可愛い「シアワセモ」
もじゃもじゃが印象的「ボウアオノリ」でした♪

ついつい、トートバッグやクリアファイルも♪

 

そして次の展示がいよいよ「藻類が増えれば未来が変わる」

CO2の吸収や生産効率に優れた微細藻類
すごいのはそれだけじゃない。
光とわずかな水でも微細藻類は生きられる。
つまり、砂漠や荒れ地だって緑の工場にできる、ということ。
そう!もちろん日本館の中にだって   

藻類はひまわりの14倍、油を生産し
杉の14倍、CO2を吸収し
大豆の36倍、タンパク質を生産
牛肉の50倍、少ない水でタンパク質を生産できるそうです。

太陽から放出されるエネルギーを地球上で最大限に活用することに期待が集まっていますが

その重要な担い手が藻類の光合成です。
少量の水と太陽からエネルギーを生み出します。
更に言うとCO2を吸収して酸素と糖など有機物を生み出すため、
CO2排出を抑制したものづくりの素材としても大きな可能性を感じます。


藻類と少ない水と光でエネルギーを生み出す社会がもうすぐできるかも・・・。

Factoryエリア

藻類を原料に加えた植物由来のプラスチックを製造中。
3Dプリントでスツール(背もたれや肘掛けのないイス)が作られています。


藻類で作られたプロダクトが増えると、何が変わるのか?
子どもたちが遊ぶおもちゃや遊具の多くは石油由来のプラスチック

これが自然由来の生分解性プラスチックなら生産に用いられるCO2の排出も、廃棄された後の環境負荷も抑えることができる。

藻類だけでなく、さまざまな植物やバイオ由来の素材が生まれたり・・・

何だか未来が楽しくなってきますね♪

 

やわらかいものづくりの展示もとてもステキでした。
日本古来の工夫。和釘や壊れることを想定した橋などなど・・

そして万博が終わった後に、再生できるように考えられたユニフォーム
巨大な建造物である日本館も循環できるように工夫が凝らされています。
万博終了後に解体され、再利用されることを見据えて、可能な限り加工を抑えた工法が採用されているそうです。

 

生ごみが微生物で分解され、できた水を更に微生物で浄化してできた池。
本当に美しい光景でした。

日本館に入るために、初日は当日予約ができず断念したのですが、翌日朝一番に並んで、ようやくたどり着くことができました。暑くて大変でしたが、日本館に行くことができて、こんな循環のできる社会ができたら、素晴らしい!

感じることができました。戦争や物価高・・やるせないことも多い社会ですが、
こんな風に命の循環を一生懸命考えてくれている人たちがいるのだと思ったら、とても救われた気持ちになりました。

微生物頑張れ!
藻類ありがとう!

 

余談ですが・・・
これは6月に撮った九州のクロレラ工業新工場のクロレラ培養プール。

クロレラ育てながら、光合成でCO2を削減!!
地球の役に立っているのだなあって感じましたよ~

 

日本館をより詳しく知りたい方はこちらをどうぞ♪

日本館公式Webサイト
https://2025-japan-pavilion.go.jp/

日本館まるごとガイド
https://2025-japan-pavilion.go.jp/guide/

月刊日本館
https://2025-japan-pavilion.go.jp/magazine/

*ちなみに日本館は予約して行かれることをおすすめします。
もしくは9時半~10時半、19時半~は予約なしで入場可能ですが、定員になり次第終了となるので注意が必要です。当日の状況ご確認くださいね。

 

 

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