船戸崇史医師の「がんが消えていく生き方」
みなさん、こんにちは。光と調和のボディヒーリング、漢方薬剤師の福井牧子です。
本日は「がんが消えていく生き方」船戸クリニック船戸崇史医師の本の紹介をしたいと思います。
今までに3回講演を聞かせていただいたのですが、ジョークも交えとても面白いお話なのですが、いつも心にぐっとくるお話を聞かせていただき、涙ぐんでしまうのが印象的です。船戸先生の言葉は「魂」に響くのかもしれません。
この本の著者は医師の船戸崇史。
「がん」を切り取る外科医を経て、腎臓がんを患い、ご自身の体験談。 そして、 ステージ4であっても「がん」を克服された患者さんの体験談から生まれた本 です。
○がんが嫌がる5つの生活習慣
・良眠生活「睡眠中こそが細胞や組織を修復する時間帯」
・良食生活「がん体質を変えるための食生活にスイッチ」
・加温生活「リンパ球は体温1%上がると活性力40%増」
・運動生活「がんが嫌う酸素を体内に効率的に取り込む」
・微笑生活「実証された笑への作用でNK細胞の活性化」
船戸先生自身がこれらの生活を実践することで、 腎臓がんの手術後、 ハードワークの中でもがんを再発することなく、 精力的に活動されています。 断食は腸内環境の改善のためにお勧めだそうです。
岐阜県養老町に船戸クリニックはあり、
岐阜県関市洞戸にがん予防滞在型リトリート「リボーン洞戸」はあります。
リボーン洞戸は初発予防、がん治療直後の人には再発予防、 がんが進行し転移した人には進行予防という3つの予防を目指した 宿泊治療施設。
リボーン洞戸はがんが嫌がる生活習慣を行いながら、 がんの言い分(なぜがんはできたのか?)を聴くための施設で、 緩和ケアのためだけのホスピスではありません。
がんを通して、今の生き方を変えるための施設。
・今を生きる
・今の自分でいいんだ
・自分らしく生きていいんだ
ゆったりとした時を過ごしながら見えるのは山の緑と空。 風の音と鳥のさえずり。
自然に癒される時間。施設のスタッフは患者としてではなく、 遠い親戚のように寄り添ってくれる。 患者に対して過保護でもなく、かといって放ったらかしでもない。
「普通」に扱ってくれるそうです。
もし福井ががんになったら、必ず行こうと思っている施設です。
船戸先生いわく、がんになりやすい人は
●我慢して(Gaman)
●頑張る(Ganbaru)
●頑固者(Gankomono)
この3Gだとおっしゃっています。
日本人にはとてもこのタイプの方が多いのではないでしょうか?
なぜなら日本の学校・社会・家庭でも、
人から求められるように生きていて、 最後にはがんになってしまう・・。
この話を聞くと、「今」の生き方で良いのだろうか・・
ドキッとしますよね。
○船戸先生のお考え
「がんを治す!」「がんに負けるもんか」 ということを至上命題にすることは違う。
あなたはがんを治すために生きている訳ではないのです。
今世、あなたが生まれてきた意味。あなたが本当にやりたいこと。 それが今までにできていないから身体が「 今の生き方では時間がないよ」とメッセージを出した。 それががんだと思うのです。
寿命が尽きるまでにやりたいことは何なのか? それを遂げるために生まれてきたのではないか? がんになるために生まれてきたんじゃない。 がんを治すために生きているんじゃない。 やりたいことをやるために、がんはないほうが都合がいい。 だからがんを除く努力をしよう。 がんがあってもできることであれば、 治しながらやっていけばいい。そう思うのです。 がん治療のことだけに気を取られないでください。
福井牧子が思うこと。
私たちは何のために生まれてきたのでしょうか?
この問いに正解はありません。
でもお一人お一人に魂の中には、きっと答えがあるはずです。
私たちはいつか死にます。それは例外がありません。
限定100年の命。あなたはどう生きていきますか??