コロナ後遺症の漢方の改善例
みなさん、こんにちは。
光と調和のボディヒーリング、漢方薬剤師の福井牧子です。
病院に通っていても、なかなか治りづらいと言われるコロナの後遺症。
そんな時こそ、漢方薬の出番です! 福井薬局での漢方の改善例をお伝えします。
コロナウィルス感染後の後遺症に関しては、まだまだ未解明なところがありますが
ウィルス感染による肺炎で、呼吸器(気管支・肺)の細胞破壊・損傷が起こってしまっていること。
そして、微量のウィルスが残存することによって、慢性的に弱い炎症やダメージが起こっている可能性があると言われています。
長期化する理由のひとつに心因性ストレスが考えられますが、ヤル気が出ない、だるいなどの症状の背景に、コロナウィルスの脳内ダメージによる損傷がありそうです。
それらを考慮して丁寧にカウンセリングしながら、それぞれの処方を考えてみました。
<コロナウィルス感染後後遺症の症例>
症例1 16才男性(高校2年生)
コロナ感染による、発熱、咳症状はおさまるが
・・・全身倦怠感・夕方から微熱・味覚障害がなかなか改善しない状態でした。
↓
シカロン30包:炎症を抑え、疲労回復、免疫力を整える目的
キュアシーオイスター240錠:味蕾細胞(みらいさいぼう:味を感じる細胞)に必要な亜鉛の補給、壊れた細胞の修復・改善の目的
↓
2週間後にはすっきりと回復
症例2 19才女性(大学1年生)
コロナ感染による、発熱、咳症状はおさまるが
・・・臭覚障害がなかなか改善しない状態でした。
↓
麗沢通気湯加辛夷:鼻炎、鼻づまりやニオイを感じる細胞の修復の目的
ゼラニウムのアロマシール:ニオイを感じる細胞の修復の目的
↓
2週間後にはすっきりと回復
症例3 53才女性(ホットフラッシュなど軽い更年期症状あり)
コロナ感染により、かなり重症の肺炎症状(強い咳・息苦しさ)、発熱をされた後
・・・
強い肺炎症状は改善するも、息苦しさは続いており、
そんな中もともとアレルギーがあったため、咳喘息を併発。
病院の咳喘息の治療で少し改善して、日常の咳はないものの、
話そうとするとむせてしまい会話にならない。水っぽい痰が出る状態。
↓
病院の咳止めがあまり効いていないかもと本人談。
口渇の副作用のあるピーエイ、フスコデなど病院の風邪薬、咳止めを中止してもらう。
↓
クロレラエキスBCEx50ミリ4本:弱った気管支、肺の修復の目的
かっ香正気散:水っぽい痰の改善と肺と胃腸の改善の目的
↓
10日後には息苦しさがない、会話ができるようになってきたとご報告あり。
もう少し継続いただく。
症例4 59才男性(自転車で通勤するなど体力のある方)
コロナ感染により、かなり重症の肺炎症状(発熱・強い咳・息苦しさ、血中酸素80台)にて入院。
・・・
退院後2週間でご来店。強い肺炎症状は改善するも、息を吸うと胸苦しい・全身の倦怠感
↓
クロレラエキスBCEx50ミリ2本:弱った肺の修復の目的
シカロン:炎症を抑え、疲労回復、肺気を高める目的
↓
現在、経過観察中です。回復を祈っています。
< 考察 >
今回、コロナ感染の後遺症のお客様とお話をさせていただき、みなさんとても傷ついていらっしゃると感じました。
コロナ感染を人に相談しにくい・・・
未来の健康への不安・・
さまざまなお悩みがあります。
ただ、お客様に寄り添いながら、お話を聞かせていただくと、みなさん「ふわっと」お顔色が良くなっていくのを感じます。
「希望」を持つ
これも、ご自身のお体を快方へ向かわせる大切なことだと日々感じています。
心と体に効く漢方処方、カウンセリングを続けてゆきたいと思います。
< 漢方とカウンセリングの福井薬局ではオンライン漢方相談も行っております。 >
近くの方はもちろん、遠方の方にも対応ができますのでご親戚・ご友人お困りの方がいらっしゃいましたらご紹介ください。
初回20分無料電話カウンセリング実施中。
↑↑
漢方の福井薬局 公式LINEはこちらからどうぞ。